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生き方科 7 「本を読むこと・考えること」

 本を読むことが良いことであることに異論はないでしょう。

 しかし、本を沢山読んでいる人が人間として立派かというと、そうとは限りません。本の読み方の問題でしょうか。ただ楽しむために読む、知識が増えるから読む、文学として研究したいので読む、読む目的はさまざまですね。

 人として成長したいという欲求や願望があって本を読むと、読むことの意味が少し変わってくるのではないでしょうか。

 読むことは考えることに繋がります。

 考えるといっても「さぁ考えようと」思って考え始められるものではありません、きっかけが必要です。

 私は新聞を読むことが考えるきっかけになることが多いです。ニュースよりも論評やエッセイなど、ある人の考え方が載っているものを読みます。

 そこで自分はどうなのか考えてみます。そして考えたことを人に話してみる、書いてみる、良いと思ったことを実行してみる。ここまで揃うと本を読むことが人間の成長につながるのではないかと思っています。

 ディズニーの映画を観た後の私は夢を追いかけて生きていました。ブルースリーの映画を観た後の私は無敵、バレエの映画を観た後はバレエ教室の門を叩いて、いつの間にかタイツを履いていました(かなり気持ち悪い)。棟方志功のドキュメンタリーを見た私は、版画を彫り続けていました。感動することが私の人生に大きく影響していました。

 しかし、大人になってから暫くして他の人は、大半はそうではないことを知りました。映画館を出たとたんに、現実に戻っている人が多いのです、現実は映画のようには、いかないとばかりに映画とは無関係な人生に戻っていくのです。

 未だに私は本を読む、映画を観る、人と話す、そこで学び感動し、そこから考えて行動してみること、それが人生だと思っています。

 

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Ikikata.blg@lca.ed.jp

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